こんな症状でお困りの方へ
下腹部の痛みは、大腸などの消化器に問題がある場合と、膀胱・前立腺などの泌尿器、女性の場合は生理痛や子宮内膜症など婦人科疾患によって起こる場合があります。
1. 消化器系の問題
・便秘:ガスが溜まり、下腹部に張りや痛みを感じる。
・過敏性腸症候群(IBS):ストレスや食生活の乱れが影響し、下腹部の痛みと下痢・便秘を繰り返す。
・腸炎(感染性・非感染性):細菌やウイルスによるものや、食生活が原因のものも。
対策:
・水分を多く摂る(1日1.5~2Lの水分補給)。
・食物繊維を含む食品(野菜・果物・発酵食品)を摂取。
・適度な運動(ウォーキングやストレッチ)をする。
・急な便通異常は大腸がんなどの可能性もありますので早めに受診して下さい。
2. 泌尿器系の問題
・膀胱炎:排尿時の痛みや頻尿、下腹部の違和感が特徴。
・尿路結石:鋭い痛みが突然起こり、血尿を伴うことも。
対策:
・水分をしっかり摂る。
・カフェインやアルコールを控える。
・早めに医療機関を受診する。
3. 婦人科系の問題(女性の場合)
・生理痛(月経困難症):子宮の収縮による痛み。
・子宮筋腫・卵巣嚢腫:大きくなると下腹部に圧迫感や痛みを伴う。
・子宮内膜症:慢性的な下腹部痛や生理痛の悪化が特徴。
対策:
・温める(カイロや湯たんぽで下腹部を温める)。
・鎮痛剤(イブプロフェン、ロキソニンなど)を服用。
・ストレッチや軽い運動で血流を改善。
すぐに病院へ行くべき症状
・発熱を伴う(感染症の可能性)。
・血尿や黒い便が出る(腸や泌尿器の異常)。
・吐き気・嘔吐がある(急性胃腸炎や腸閉塞の可能性)。
・歩けないほどの激痛(虫垂炎、尿路結石などの可能性)。
【急性の場合】急性虫垂炎、大腸憩室炎、虚血性腸炎、感染性胃腸炎、尿管結石、膀胱炎、腸閉塞、腹膜炎などにも注意が必要。
【慢性の場合】過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸がん、便秘、慢性膵炎などにも注意が必要。
下腹部の痛みの原因は多岐にわたるため、自己判断せず、早めに病院で診察を受けることが大切です。
検査方法
問診・診察、必要に応じて血液検査や超音波検査、大腸カメラ検査、CT、RMIなどを行います。状況によっては近隣の病院に緊急紹介させて頂く場合もあります。
→大腸カメラ検査についてもっと詳しく
〒639-1007 奈良県大和郡山市南郡山町520-18
大和郡山マインド21 2階
※WEB予約は診察の予約のみとなります
胃カメラ検査、大腸カメラ検査、腹部超音波、各種検診・予防接種はお電話でのご予約が必要です。
- ◆電車でお越しの場合
- 近鉄橿原線「近鉄郡山駅」東出口より徒歩1分
- ◆お車でお越しの場合
- 隣接する「三の丸駐車場」(380台収容)をご利用下さい。
1時間分の駐車料金補助あり
診察時間Medical hours
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
診察受付 | 8:30~11:30 | ● | ● | ● | - | ● | ● |
16:00~19:00 | ● | ● | ● | - | ● | - | |
内視鏡検査 | 予約制 | ● | ● | ● | - | ● | ● |
※土曜日午後、木・日・祝日は休診
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休診
午前診察のみ