NBIとは
NBIは特殊な光をあてる事で、粘膜表面の模様や血管を見やすし、がんを発見し易くします。
最先端の内視鏡検査・治療を行っている施設では、この「NBI」に「拡大内視鏡」を併用する事で、がんを早期に発見し治療しています。
拡大内視鏡は大学病院やがんセンターなどの基幹病院でも使用される内視鏡で、着目した部位を最大85-125倍まで拡大する事ができ、これによりがんの範囲・深さ、がん細胞の種類を診断する助けとなります。
NBIと拡大内視鏡を使った早期がん診断についていくつか例を挙げて説明します。
例1 NBIシステムを用いた早期食道がんの発見
NBIで食道の中を見た写真です。特殊な光をあてているので全体が緑がかって見えています。
食道がんでは正常な部分と比べて、粘膜表面の血管(IPCL)の密度や太さ、形が違うために、NBIで見ると茶色い島状の領域として視認されます。
例2 NBIシステムと拡大内視鏡を併用した早期胃がんの診断
どの部分にがんがあるかわかりますか?
この部分が早期胃がんです。よく見ると少し色味が違いますし、拡大すると浅く窪んでいるのが分かります。この小さな窪みが胃がんなのです。
例3 NBI拡大内視鏡を用いた大腸ポリープの診断
大腸カメラの検査中に、左の写真ようなポリープを発見しました。
このポリープの表面に青い色素を撒いて拡大したものが真ん中の写真、NBIと拡大機能を使用したものが右の写真です。
色素拡大観察やNBI拡大観察を行う事で、ポリープの表面模様がくっきりと見えている事が判ると思います。
この模様のパターンから、がん化の有無や、ポリープの種類を高い精度で診断する事ができます。
このポリープは表面構造から「腺腫」と診断しました。
腺腫は大きくなるとがん化し大腸がんに進展するリスクがあるため、この場で切除しました。
NBIシステムと拡大内視鏡を用いた、早期がんやポリープの診断について例を挙げて説明しました。
このような最新鋭の内視鏡検査を受けられる事が、当院の特長です。
〒639-1007 奈良県大和郡山市南郡山町520-18
大和郡山マインド21 2階
※WEB予約は診察の予約のみとなります
胃カメラ検査、大腸カメラ検査、腹部超音波、各種検診・予防接種はお電話でのご予約が必要です。
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