「大腸ポリープについて」

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「大腸ポリープについて」

大腸癌の主な発生経路として、良性の大腸ポリープ(腺腫)が大きくなるうちに一部が癌化する(Adenoma-carcinoma sequence)が報告されています。簡単に言えば、大腸癌は大腸ポリープが原因となって発生する事が多いと言えます。大腸ポリープを切除する事で、大腸癌による死亡リスクを軽減できる事を立証する論文がアメリカから発表され、大きな話題を呼びました。(National polyp study)これを受けて日本でもこれまで以上に大腸ポリープに対する積極的な切除が行われています。このほか、大腸ポリープを介さずに直接発生する大腸癌も存在する事が判っています。(de novo癌といいます)

2015/10/29